お米は穀物なので、肉や魚、野菜に比べて、鮮度に無関心になりがちです。しかし、お米は生鮮野菜などと同様に生きています。一年を通しておいしいお米を食べるために鮮度に対して、もう少し気をつけてみましょう。
精米したお米の賞味期限は、季節によって変わります。収穫される秋口から翌年3月ごろまでは、お米そのものの鮮度がよく、気温も低いので約2カ月保存できます。暖かくなる4月や5月頃は1カ月が目安ですが、さらに気温が上がる6月7月、高温多湿になる真夏は約15日を目安にして下さい。
また、一度に買い求める量を冬の半分にするなどの注意も必要です。そして10キロまとめて購入した場合、すぐ使いきれる適当な量、例えば2~3キロ分けてキッチンに置き、残りは納戸等温度変化の少ない場所にしまって置くのが理想的でしょう。
(※キッチンでは火を使うため温度が上がるので理想的な収納場所ではないので長期保存可能の時期も極力避けたほうがいいです。)
また、お米は質が悪くなると、粉をふいたようになります。これはお米が酸化してしまったためです。(もし手に粉がつくようでしたらそのお米は質が落ちている証拠です)精米してからのお米はどんどん鮮度が落ちてしまいます。では、どすればよいのでしょうか?